科学のチカラ

東京都千代田区


読者の方から情報をいただき、取材して参りました。情報提供ありがとうございました。


(地下鉄半蔵門線「九段下」駅出口、午前10時45分)

ウナ:(人目をはばからず大欠伸をしながら)眠いなぁ…

AZT:(同じく人目をはばからずウナの後頭部を張り倒しながら)よぉ、クソ野郎の癖に遅刻せずに来るったぁ良い心がけじゃねーか。

ウナ:あ、おはようございますAZTさん…徹夜でゲームやってたもんで、なんとか、その…

AZT:ほぉ。ちなみになんて言うゲームだ?

ウナ:あ、『ときメモ2』です…はっ(慌てて口を押さえる)

AZT:(ウナの髪を掴んでアスファルトに引きづり倒しながら)相変わらずだな二次コン野郎!!てめぇいくつだ?!あぁああああん?気色悪いんだよこの素人童貞の早漏野郎がぁああああ!!!(先端に鉄の入ったブーツで蹴りつける)ただのビットマップ画像に萌え萌えですかぁあああ?!この変態野郎がぁ!ああああ気色悪い気色悪い気色悪いぃぃっぃいいいい!!

(ぐったりしたのを確認するとかがみこんで妙に優しい声で)まぁ人の趣味はそれぞれだからな…ちなみに何て娘がお気に入りだ?

ウナ:(形容しがたい物質を吐きちらしながらかすかな声で)…あ、あの寿さんってのがこう、なんかへっぽこな感じで、その…はっ(AZTの目の色が変わっていないのを認めて青ざめる)

AZT:(再びウナの髪を掴み顔を大根よろしくアスファルトにゴリゴリ擦り付けながら)だ・か・ら俺の前でギャルゲーの話するなって前から言ってるんだが記憶に残っていませんかねこの単細胞生物はァァアアア!!このまま千鳥が淵に浮かんでみるかアァアアアアアアン?!

ウナ:(掠れた声で哀願)すみませんすみませんすみません…もうしません、もうしませんから…

AZT:ケッ。オラさっさと立てやコラ。いくぞ。デジカメと地図、忘れずに持ってきたんだろーな?

ウナ:(ふらふらと立ち上がりながら)はい…ここから二松学舎大学の方へ歩いていけば…見つかると思います…

(現地着)

ウナ:あ、あの工事用の鉄板塀で囲われているのがそうみたいですね…では早速(ごそごそとデジカメを取り出そうとする)

AZT:(後ろから蹴り付けながら)バカか貴様は?!まわり良く見ろ!!ポリの詰め所がすぐそばに在るのがみえねぇのかこのボケがぁあああ!!職務質問されてぇのか?

ウナ:あ、ホントだ…どうしましょうか…

AZT:裏に回るぞ。ほらさっさとカメラ仕舞え。

(裏通り)

ウナ:やっぱり元科学警察研究所の建物だけあって…これじゃ敷地ン中に入るなんてのは無理ですねぇ

AZT:まぁしょうがねぇな…外側だけでいいから適当に撮っとけ。

ウナ:こんなもんでいいですかね。(写真→、中庭を柵越えで望む→

AZT:ふん…もうすこし全体が分かる絵が欲しいな…(辺りを見回す)ちょうどいい、お前あそこに登って撮ってこい。(近くのマンションを指差す)

ウナ:えぇ〜?無理でしょうきっと階段の入り口あたり施錠されていて…はっ(AZTの顔を見て青ざめる)…あ、行きます行きます、すぐ行ってきます〜

(しばらくして息をきらしながら戻ってくる)

…ハァ、ハァ…大体…こんなところです…(写真→

AZT:まぁこんなもんか。ハナっから期待してねぇし。

ウナ:…うぅぅ…


ウナ:でどうですか?今回の物件は?

AZT:中まで入れればまた評価も違うんだろうが、難しいな…まぁ今回は評価無しってことでだ。


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