東京都
栗原さんから投稿いただきました、ずいぶん長いこと放りっぱなしにしてしまい誠に申し訳ありませんでした。
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まず、この平屋です、ここより２件隔てて２階立の物件が…。歩道を隔て環七通りには、沢山の車が走っていてまさに「静と動」が隣り合わせに存在しています。 |
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なんと、２階建ての裏に平屋が2軒あり、窓が外れてカーテンがひらひらと風に揺れていました。 |
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台所も、全ての物が古いながらも、全て残されていました、ここに住んで居た人達は、この用品を残したまま、どこに行ってしまったのでしょう・・・。 |
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少し、日が翳り始めた室内です、外からは、環七を走る車の音がかすかに響いてきます。
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内部は、まだ生活の跡が残っており、家具なども残っていました。 |
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慌ただしく、流れ過ぎて行く時間の中で、この部屋の中だけは、87年の10月のまま、時間が止まっていました。私が、「廃墟」に惹かれるのは、この、不思議な感覚を求めていたからなのかも知れません・・・。 |
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小さなバイキング ビッケのシールです。年代を感じさせます。 |
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2階への階段です。幼少期を過ごした、家を思い出し懐かしい気がしました。 |
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久しぶりに、違った意味で良い廃墟にめぐり逢いました。
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