1998年5月2日
於：八景島シーパラダイス
川田：ウナ君遅いですね…。
AZT：ったく自分で「全部任せて下さい！」とか言ってた割りにこれだもんなぁ
編集長：まぁとにかくもう少し待とうか。どこへいくのかも全部あいつ任せなんだろ？
川田：そうですね、
AZT：これでヘッポコなトコだったらどうしてくれようかな。あいつのサターンのパワーメモリーのデータ全消しとか…
川田：あ、それだめですよ。
AZT：なんで？
川田：このあいだ買った「ヴァンパイアセイバー」でしたか？あれ拡張メモリを刺さずに起動するとパワーメモリーのデータ全部デリートしちゃうんだそうですよ。
編集長：んで、それをやったと。
川田：はい(^-^)もうなにもかもきれいさっぱりなくなったそうです。
編集長：なんか…
川田：…らしいといえばらしいですね。
AZT：あぁあああああん、どれだけ待たせたか分かっとるんかオノレは。
編集長：なんでこんなに遅れたんだ？
ウナ：いやぁ実は…
川田：ゲームでしょ。(^-^)
ウナ：すいません、江藤さんが初もうで誘ってくれないんで何回もやり直してたら(^^;
編集長：なんか話がさっぱり分からんが？江藤さん？
川田：ウナ君が今やってるギャルゲーに出てくる女の子ですよ、たしか。
AZT：ちょっと来い。
ウナ：いやその…
AZT：いいから来い。
川田：…まぁまぁAZTさんもそのくらいにしてあげてください。
編集長：とにかく移動しよう。シめるならどこでだってできるから…で、どこ行くんだ？
ウナ：えーとここから横浜新都市交通で「野島公園」まで、￥300です。
AZT：…ってそれは俺達に切符を買えといっとるんか？遅れて来ておいて随分ナイスな発言してくれるじゃねーか。んん？
ウナ：あぁあぁあ、か、買います買って来ます。
ウナ：えーと、ここから船で…ちょっと時間聞いてきますんで待ってて下さい。
（10分経過）
ウナ：あの…
AZT：あぁぁあああん？！
ウナ：すいません、今日はもう４時まで船が無い
編集長：…んで？
ウナ：で、その、その４時の船だと向こうに行くことはできるんですが
川田：まさか帰って来れない？
ウナ：…翌日まで。
AZT：殺す。
編集長：っていうか死んでみる？
川田：同情の余地なしですね。
ウナ：はーんすいませぇぇぇええん。(T-T)
AZT：まぁ馬鹿は放っておいて、どーしますかね？
編集長：ここに来る途中に遊園地があったじゃないか。あそこになんかフリーフォール系の絶叫マシンがなかったか？
川田：ありましたね。確か最近出来たやつで、高さ100m位あるのが…でもそれが？
AZT：あ、知らなかったか。このクソ野郎、この手の絶叫マシンが死ぬ程苦手なんだよ。なぁ？
ウナ：そ、それだけは、お願いですマジでダメです恐いです他の事なら我慢しますから
AZT：我慢できたら罰にならんだろーが。オラ移動するからさっさと切符買ってこんかい。
（同じく横浜新都市交通「八景島」駅）
川田：さて、じゃあ早速八景島シーパラダイスへいきましょうかね。
編集長：なるほど…あっちに見えるのが「ブルーフォール」か。
川田：つり橋の支柱より遥かに高いってのはいいですねー
AZT：オラ！きりきり歩かんかい
ウナ：すいません、お願いですから、あんな高いの嫌ですってばぁ
川田：高いからいいんじゃないですか。ほら、看板出てますよ。えーと。「高さ107m、再高速度125km/h、最大重力4G」…これはなかなか。
AZT：ナイスだな。
編集長：申し分ないな。
ウナ：勘弁してくださいよぅ。
AZT：さっさと券買ってこいっての。
ウナ：あの…なんか今日は風が強いから運転中止になるかもなんて言われたんですが。
編集長：ん？問題なし！
川田：今は動いてますから。
AZT：さっさと乗ってこい。
川田：うわー結構並んでますね、今の段階で80分待ちですか。ま、私が並ぶ訳ではないので頑張って下さいね。
編集長：うーん。しかしちょっとアレだな。
AZT：そうですね。ただ乗せて落としてじゃつまらんですな。
編集長：ここは…
AZT：やはり…おい、川田デジカメ貸せや。
川田：あ、はい。でもどうするんですか。
AZT：おいウナ。今からコイツに乗って死んでもらう訳だがこれには遅刻してきたテメーの処罰ともうひとつ大事な役割もある。
ウナ：へ？！
AZT：「へ」じゃねーだろーが！貴様には記事を落とした分の穴を埋めてもらわにゃこっちも気が済まん。っつーことで、これ持ったまま乗っててっぺんからの眺めを撮影して来ること。
ウナ：そ、そんなぁ。係の人に見つかったら何言われるか…
AZT：（聞いていない）あと当然座席とか下からの写真もちゃんと撮れよ。一回で写真が揃わなかったら何回でも乗ってもらうからな。
川田：えーと今どこらへんかな…あ、いましたいました。もうそろそろ順番みたいですよ。
AZT：いやぁ、いい顔してるねぇ。引き攣っちゃってまぁ。
編集長：しかし周りはみんなカップルやら友人どうしやらなのにあいつだけ一人ってのも哀れな感じでいいなぁ。
川田：風のせいで機械が半分しか稼動していないんですね…上へ上げたところで途中で停止するとかアクシデントがないかなぁ
編集長：いやぁ107mあっても落ちるとあっという間だな。
川田：あ、順番来ましたよ。こっちに気が付かないかな…だめだ、全然見て無い。
AZT：なんかごそごそやってるから本気で写真とってくるつもりだな。
川田：相変わらず損な性格ですねぇ、あの人も。
川田：宇奈月さん…生きてますかぁ(^-^)
ウナ：…
編集長：おーい。
ウナ：…
ウナ：…も、嫌…(T-T)
AZT：何も泣くこと無いだろうが。ほらカメラ見せてみ。
川田：どんな感じです？
AZT：結構頑張ってるじゃねーか。
ウナ：…この辺は…並んでるときに…
AZT：ほうほう、で座席とかは？これか。
AZT：で、上での写真は？
ウナ：…と、とれていれば…一応３回ぐらいシャッター押したんですが…
川田：途中の一回は失敗ですね。無事なのはこの２枚かな。
編集長：で、落下中の写真は？
ウナ：…そ、それは…カメラ落とす訳にもいかなかったし…
編集長：まぁこの辺で勘弁してやるか。埋め合わせならこれぐらいでいいだろう。あとは文章、きっちりまとめておいてくれ。
ウナ：…や、やっぱり文章も書くんですか…
編集長：あと、来週か再来週までに今日行く予定だった所へ行って記事をまとめること。
ウナ：…そ、そんなぁ（号泣）