ウナ：あの…
AZT：ん？なんだぁ？
ウナ：いやその…お腹、すきません？
AZT：すかん。
ウナ：私朝から何も食べてないんでそろそろお昼にしたいんですが
AZT：不許可。
ウナ：そんなぁ
AZT：時間がねぇんだよ。まだこのあと山の中駆けめぐって４年前は行けなかった砲台跡を取材してこなきゃなんねーのはテメーもわかってんだろうが。もっともてめぇが駅でぐずぐずしていなけりゃもう少し余裕もあったんだろうがなぁ？
ウナ：うぅぅうううう
AZT：あーうっとおしいなぁ。オラそこにビワの木が生えているからそれでも喰っとけ
ウナ：うぅうううう…そうしますぅ…
（ムシャムシャガツガツバクバクムシャムシャガツガツバクバク）
AZT：（な…コイツ…本当に喰ってやがる） 上手いのか？
ウナ：えぇ、ちょっと酸味が強い感じもしますけど甘味もありますし、なんかこう味が濃いっていうか…これでよく冷えていたらいうことなしですね。
AZT：まぁ…程々にしとけよ…
ウナ：ふぅうううう…あーおいしかった。AZTさんもどうです？
AZT：手の届く所にあるやつをあらかた喰いちらかしておいて、どうですかもねぇだろうが貴様は！
ウナ：えへへへへへ…